1949-08-11 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第20号 見返資金発動の時間的ズレのある今日、政府は早急につなぎ資金の融通その他の應急的融資対策を講ずると共に、金詰りの根源を究め、産業経済政策の全般に亘り應急並に恒久の施策を速に講ぜられたい。特に中小企業金融及び農林水産金融並に振興施策については画期的処置を講ぜられたい。 (3) 租税の重圧は各産業のひとしく訴えるところである。産業の根元を枯らさぬよう税制改革により合理的調整の策を講ぜられたい。 小野瀬忠兵衞